サンダーでミニ四駆の電池を育成してみる

高電流で放電を行うと電池が育つと言われますが、京商版ISDT C4 EVOを使ってブレークインしたネオチャンプにサンダーを使い5Aの絞り放電を繰り返し行い電池を育成してみます。(23/11)

電池の製造時期など個体差も影響しますので参考程度に見ていただければと思います。

◯使用する機材
THUNDER 250W DCバランス充電器(AL106B互換機)
他の互換機(アトランティス、リアクター、アンチマター)でも同等です。

サンダー系は過去に充電でトラブルが起きたことがあるため2セルではなく単セルで慣らしを行います。実機10台程度で比べてことがありますが、銘柄に関係なく充電でエラーが出やすい個体がありました。単セルであれば充電がエラーとなっても過充電ではなく早く終了するだけでしたので電池にダメージを与えないよう単セルで行います。2セル(2本)で行うのであれば過充電にならないよう目をはなさないことをオススメします。

2023/3/22
2.0A充電-5.0A絞り放電x10

2023/3/26
2.0A充電-5.0A絞り放電x10

EVOで慣らした状態と放電グラフで比べてみます。
サンダーで放電して育成
赤がEVOで慣らしたデータです。
黄緑がサンダーで5A放電10回✕2を追加したデータですが電圧の下がりが更に少なくなっていることが確認できます。

2023/3/30
2.0A充電-5.0A絞り放電x10

2023/4/03
2.0A充電-5.0A絞り放電x10

サンダーで更に育成した放電曲線
更に5A放電10回✕2(計10回✕4)を追加したデータが紫で、一段と垂れにくくなっていると思われます。
測定する電池の状態や温度など条件により数値は大きく変わり、再現を保証するものではありませんので自己責任でお願いします。

※電池の測定に関しては、過去のデータとできるだけ条件を合わせるために、セルマスター及びiCharger X6を使用しています。
  1. 放電され状態からセルマスターで2.0Aで基礎充電
  2. 常温になるまで放置
  3. iCharger X6で1.5A充電、インターバル1分、4Aで放電
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