ミニ四駆で使うローラーの種類や特徴

ミニ四駆の改造を始めると早い段階で欲しくなるパーツがベアリングを内蔵したローラーです。キット付属のローラーでモーターのパワーを上げていくとコーナーで耐えきれずのコースアウトしてしまいます。主なローラーの種類や大きさ、特徴などを紹介しますのでセッティングの参考にしてください。(24/02)

ローラーの種類や材質

キットの付属するローラーはプラスチックでAR、MA、FM-A、VZなど新しいキットの滑りがよく抵抗が少ないPOM素材が使われています。

パーツとして発売されているローラーはボールベアリングをそのまま使うものやアルミのローラーの内部にベアリングが内蔵することで転がり抵抗を軽減しコーナーを高速で抜けることが可能でガタも少なくなっています。

2段アルミローラー(WA)

上下で経のことなるローラーが一体となったアルミ製のローラーで内部には520ベアリングが2つ内蔵されています。主にフロントに使われることが多く3レーンのレーンチェンジ(LC)対策に効果におススメです。
13-12mmと9-8mmがありアルマイトされたものや軽量タイプが限定で発売されています。
13-12mmの上段にゴムリングをはめたタイプもあり更にLCでの食い付きが良くなります。
2段アルミローラー(WA)

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2段アルミローラー 13-12mm
ゴムリング付2段アルミローラー
2段アルミローラー 9-8mm


オールアルミベアリングローラー

アルミの円盤の中に小型のベアリング(520)が埋め込まれているものでサイズは13ミリ、17ミリ、19ミリがあり、重さも軽く厚さも薄いためコースの抵抗も少ないのが特徴です。アルマイトされたもの軽量タイプやテーパータイプが限定で発売されています。
オールアルミベアリングローラー

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13mm オールアルミ


プラリング付アルミベアリングローラー(プラリン)

ローラーの外周にプラスチックのリングをハメ込んだものでコース壁への抵抗が少なくなめらかな走りとなります。17ミリおよび19ミリが発売されておりアルミ部分がディッシュやスポークの軽量タイプなど形像に種類があります。
13ミリローラーにキット付属のPOMローラーを付ける改造が行われレースでも注目されましたが改造の難易度が高く業者による加工品の販売が増えたためか2022のレギュレーション変更により禁止となりました。
プラリング付アルミベアリングローラー(プラリン)

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19mm6本スポーク レッド
19mmプラリング・3本スポーク
17mmプラリング付


ゴムリング付きローラー

プラリングの代わりにゴム輪を付けたタイプで17ミリと19ミリがありコーナー速度は落ちますが安定性が上がるため特殊なセクションなどで使用されることがあります。
ゴムリング付きローラー

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19mmゴムリング付き
17mmゴムリング付き


ローラー用ボールベアリング

大きめのベアリングをそのままローラーとして使用するもので8ミリ、9ミリ、11ミリ、13ミリが販売されており、エッジ(角)が立っているタイプや滑らかなものなど特徴があります。
ローラー用ボールベアリング

詳しくは主なベアリングの種類を参照

ローラーの直径(大きさ)による違い

5レーンではコースの繋ぎ目(ギャップ)が大きいため19ミリを使うセッティングが多くみられますが、3レーンではレーンチェンジ(LC)があるためフロントに2段アルミ(WA)、リアに13ミリまたは19ミリとする設定が多いです。近年ではピボット、アンカーやATなどギミックが普及したことで公式5レーンでも19ミリが必須ではなくなっています。

プラリング付きは滑りがよくコーナーやジャンプでの抵抗が少なくなりますが壁に食い付きにくいためコースアウトのリスクは高まります。

17ミリはオールアルミ(AA)およびプラリング付き共に入手し易いのですがプレートに17ミリ用の穴が開いているプレートが少ないこともあり利用者は少ないようです。
強度的には13ミリが強く経が大きくなるほど曲がりやすくはなります。ローラーのガタも径の小さい13ミリが少なく19ミリが多くなります。アルミのスポークタイプも3本が曲がりやすいようです。

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