京商版ISDT C4 EVOでミニ四駆の電池を起こしてみる

ミニ四駆で使うネオチャンプの育成とか起こし方に関しては以前にも別の記事で書いていますが、現在も入手可能な一般的な充電器だけで電池を起こしてみました。(23/04)

昔のラジコン用の充電器を使った方が確実に起こせるのは間違いないですが、入手が困難ですし、電池の製造時期(ロット)による個体差も大きいと感じますので参考程度に見ていただければと思います。

◯使用する機材
SPEED HOUSE マルチセルチャージャー evo(京商版ISDT C4 EVO)
京商版のC4 EVOを使用した理由としては充電やサイクルの細かな指定ができるからです。
たまに充電が1600入ったなどツイートを見かけますが、これは1.55vなどのカット電圧に満たないかデルタピークを検出できず充電が止まらないため思われます。京商版のC4 EVOは終止電圧も指定できるので始めはカット電圧を下げて充電が確実に止まるようにします。ISDT版のC4 EVOでも大きな違いと思われます。


マルチセルチャージャーC4 EVOでサイクルを繰り返し行っていきます。日程の都合で間があまり空いていませんが、2~3日程度間をあけた方が良いと思います。

2023/3/14
終止電圧1.47v
充電0.5A⊿3→放電1.0A 0.9V x10回

2023/3/15
終止電圧1.50v
充電1.0A⊿3→放電1.0A 0.9V x10回

2023/3/17
終止電圧1.50v
充電1.0A⊿3→放電1.0A 0.9V x10回

2023/3/19
終止電圧1.50v
充電1.0A⊿3→放電1.0A 0.9V x10回

新品の状態と放電曲線を比較してみます。負荷は高めの4A放電ですので少し条件が厳しいかもしれません。
ネオチャンプ4A放電
青い線が新品のネオチャンプです。
赤い線が最初10回のサイクルを掛けた状態で電圧の下がり方が減ってきたのが分かります。
黄緑の線は更にサイクル10回✕3(合計40回)行ったもので更に電圧が下がりにくくなったことが確認できます。

実際に立体コースで走らせても電圧が安定し垂れにくくなってきた印象はあります。

測定する電池の日頃の電池管理や充電の方法や状態や温度など条件により数値は大きく変わります。
もっと性能を引き出せる方法もありますが、何もしないよりは良くなると思いますので、できる範囲で電池を育てたり管理してみたはいかがでしょう。

※電池の測定に関しては、過去のデータとできるだけ条件を合わせるために、セルマスター及びiCharger X6を使用しています。

  1. 放電され状態からセルマスターで2.0Aで基礎充電
  2. 常温になるまで放置
  3. iCharger X6で1.5A充電、インターバル1分、4Aで放電

再現を保証するものではありませんので自己責任でお願いします。

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