ミニ四駆で使う主なベアリングの種類とオススメ
ミニ四駆には沢山の種類とベアリングやローラーがありますが、初めた頃には選択肢が多く無駄なものを買った覚えがあります。今回は主なベアリングの種類とオススメを紹介します。(24/02)
ベアリングが使われる場所
- ホイールシャフトの軸受(620)
- アルミローラー(19、17、13ミリ)の中に埋め込まれている(520)
- ローラーとして使うベアリング(13ミリ、11ミリ、9ミリ、830、850)
- カウンターギヤの中(620、520)
ベアリングの種類
ホイールの軸受などに使われる620
材質や構造の違いで種類の多い軸受用ベアリングですが、数値の意味としては、6が外形6ミリ、2が内径2ミリを表しており他のベアリングも同様の表記となります。
ARシャーシ以降は、滑りの良いPOMの軸受620がキットに標準で付いてくるようになり、そのままでもガタもなくスピードの出るようになっています。それ以前はハトメを使っていたためベアリングを使うことで速度アップが期待されました。
標準のPOM620でもグリスなどメンテナンスを行うことで速度は出ますが耐久性などの面で620ベアリングに変更することが多いです。620は方軸のカウンターギヤの中にも使われます。
620ベアリング
現行でも中の玉(リテーナ)が金属(古い)のものと非金属があり金属の方が耐久性は高いとようです。10年位前までの旧620は精度が高く耐久性に優れるため高値で取引されていますがシビアなレース以外では不要と思われます。
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HG 丸穴ボールベアリング
通常620に比べ厚さが薄くトレッドの広いX系でホイールが抜けにくいメリットがあります。回りは良いのですが多少ガタを気にする声も聞きます。
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六角穴ボールベアリングや丸穴ボールベアリングは昔らあるパーツですがPOMの620の方が個人的には優秀に感じます。
520ベアリング
WAやアルミローラーに内蔵される外形5ミリ内径2ミリのベアリングです。
MSやMAのカウンターギヤの中にも使われますが、小型でよく回りますが耐久性は多少劣ります。よく洗浄してもゴリゴリ感が残るようならベアリングだけ交換します。
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830ベアリング
フラットマシンのローラーとして使われることが多いベアリングです。丈夫でよく回りコースとの滑りが良いのが特徴です。径が8ミリと小さいためコースの段差やテープの影響を受けやすいためか最近は立体のローラーで使う人は少ないですが、スキッドローラーや9-8WAのスタビとして使われるのを見かけます。2021年初頃から形状が変わっています。
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850ベアリング
830と比べてエッジがあるためフラットのLC対策として後ろの下段に使われます。
回りを良くするため内側に520を入れることも。
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13、11、9ミリベアリング
ローラー用のベアリングで13ミリは複数の形状が存在しています。
現在は主流としては使われていませんが、丈夫ですので初心者が使っているのを見かけます。厚みがありエッジが立っていないので左前に13ミリを使うこともあります。前13の穴に11ミリを入れて幅を狭くすることでコーナー出口を外に寄せるために使うこともできます。
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日頃のメンテナンスに関してはボールベアリングの洗浄を御覧ください。
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