ミニ四駆のスラダンの種類や作り方
公式5レーンに限らず3レーンでも重要なアイテムとなっているスライドダンパーに関して紹介しています。(22/09)
スラダンの効果
以前は公式5レーンで必須のアイテムとも言われコースのつなぎ目の段差を吸収する目的で使われたようです。現在は3レーン、5レーン共にコーナー直後のスロープをまっすぐに飛ばす、デジタルコーナーを素早く抜けるなどの目的でフロントのスラダンが使われているようです。
スラダンのデメリット
コースに合わせバネの硬さや減衰の調整が必要となります。
構造上厚みがあるためローラーの位置が高くることが多い。
タミヤ純正は入手が難しく自作する必要がある
タミヤの純正スラダン
ミニ四駆の純正のスライドダンパーは昔から発売されていましたが、2ミリのカーボン製が発売されて性能が一気に向上したと感じます。発売後しばらくは不人気でしたが公式大会などでのトップレーサーが利用するようになり人気となり高額で取引されています。標準の金属のプレートであれば手軽に入手できますので試してみるのも良いと思います。
自作スラダン
公式5レーン用に長直カーボンでの自作が行われていましたが、強度的に問題もあり2ミリの純正スラダンや3ミリカーボンでの自作に変わっていったようです。現在は強度も確保され3レーンでも頻繁に使われるようになってきます。
しかしスライドの長穴、バネが収まる穴も自分で左右に正確に開けるのはとても大変でガタが出たり引っかかったりとミニ四駆の改造の中では難易度の高い作業です。
治具を使った簡単なスラダンの作り方
ミニ四駆のスラダン専用治具を使うと金属プレートに合わせてカーボンプレートに穴あけ加工することで比較的簡単に作れるようになっています。使うカーボンや形状に合わせて治具を選んでください。
マルチ補強プレート(長直カーボン)用
シングルバネ、ダブルバネ、左右独立用の治具が発売されています。
TOMOZONE3ミリカーボン用
TOMOZONEの治具も評判が良いのですがカーボンプレート自体が入手しにくいのがネックかもしれません。
カーボンフロントワイドステー用
チャンピオンズの迅ノ助選手とSKWが一緒に設計したスラダン作成ツールで、定番商品のフロントワイドステー(ARカーボン)を使うもので大人気となっています。ダブルバネのスラダンですが左右で別々に調整できるのが特徴。3ミリカーボンも使用可能。
ATスラダン
フロントのATの土台にスラダンを乗せるのが現在の主流となっているようです。ギミックの作成が初めてであれば、ATかスラダンのどちらかだけで始める事をお勧めします。
B-MAXにタミヤ純正スラダンをそのまま載せているのをよく見かけます。
あなたのミニ四駆にもスラダンを搭載してみてはいかがでしょう!
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