接着剤でミニ四駆によく使うもの
ミニ四駆をやっていると接着剤を使う機会が沢山ありますが、思うように接着できない、COの衝撃で剥がれてしまうなど残念な経験が何度もあります。
周囲のレーサーに教えてもらったり自分でも色々と試しましたが接着する素材や使用する場面に合った接着剤を使うことで作業も楽になり剥がれにくくなりました。私がよく使う接着剤を紹介しますので参考にしてください。（22/09）
- 隙間から浸透させる低粘度タイプの瞬間接着剤
- 高粘度で耐衝撃のパテの代わりにもなる瞬間接着剤
- 時間が掛かってもしっかりと張り合わせたい
- ナットを緩まないように接着
- タイヤとホイールを接着する
- ブレーキスポンジを貼る
隙間から浸透させる低粘度タイプの瞬間接着剤
カーボンプレートの接着などミニ四駆で使われることが一番多いのがこのタイプです。接着時間が速く浸透力が高いので先に接着面に塗るのではなく、位置決めし軽く押さえて脇の隙間から浸透することで接着します。ネジで位置決めする場合は締めすぎると浸透しにくいので、クリップで挟むとキレイに付きます。
ウェーブ×3S 低粘速硬
ミニ四駆で定番中の定番接着剤で、携帯にも便利な使い切りサイズの3本入りでピットボックスの常備品です。
アロンアルフア プロ用 速効多用途
アロンアルファの低粘度タイプで浸透力が高く接着力も高く自宅の作業用に幅広く使います。
アロンアルフア業務用 EXTRA4000
桁の貼り付けなど更に高い浸透力と接着力が必要な場合に使っています。
高粘度で耐衝撃のパテの代わりにもなる瞬間接着剤
少しだけ接着までに時間があるので、接着面に塗ってから張り合わせることができます。 粘土が高く硬さと厚みがあるのでパテの代わりや擦れる場所の補強や位置調整、FRPの表面をコーティングしてツルツルに仕上げることもできます。衝撃にも強いのでカーボンプレートにモーターピンやキャップスクリューを固定することもできます。
ウェーブ 瞬間接着剤×3G 高強度タイプ
接着面に塗って張り合わせるタイプで使い切りサイズの3本入りが便利です。
アロンアルファ耐衝撃
3Gに比べ接着力が高く硬さもある印象です。難点は先が詰まりやすいのと量が多く最後まで使い切れないこと。
アルテコ 瞬間接着剤用 硬化促進剤
接着後にスプレーすることで接着剤が速く固まります。匂いが強いので室内使用には注意が必要。
ウェーブ 黒い瞬間接着剤
隙間やプレートの穴埋め便利な黒い接着剤です。硬度はありますがヤスリなどでの加工も行いやすい。
時間が掛かってもしっかりと張り合わせたい
メタルロック
バンパーやアンダーガードなどカーボンブレード同士をしっかりと接着するなら接着の時間は要しますが2液性接着剤がオススメです。
固まり始めるまで時間が掛かるので位置合わせが落ち着いてできるのもメリット。
ナットを緩まないように接着
嫌気性のネジロック剤で空気が遮断されることで固まります。
ロックタイト ねじロック青 243中強度タイプ
ナットを緩まないように接着します。外すことも可能。
ロックタイト ねじロック赤 263 高強度タイプ
青よりも強力でナットは外れなくなります。
モーターピンへピニオンの接着やローラーの520ベアリングの固定にも使えます。
タイヤとホイールを接着する
タイヤのホイールへの固定は両面テープ派と接着派に別れますが、柔らかいタイヤであれば隙間を開けて低粘度の接着剤を流し込むことが出来ます。ホイールがカーボンであれば瞬間接着剤が付きますがPPだと剥がれます。ローフリクションタイヤも接着剤の種類によって剥がれるのでタミヤPPプライマーを使うと剥がれにくくなります。
ニチバン 両面テープ ナイスタック (強力) 15mm
立体車のタイヤは面、ハーフ共に両面テープ派です。ローフリクションタイヤは固く奥までキレイに入れるのは難しいので専用のジグを使っています。
小径ローハイト用タイヤインストーラー
タイヤを綺麗に奥まで簡単に入れることができます。
→ https://sig.works/onlineshop/products/detail/23
ボンド ウルトラ多用途S・U プレミアムソフト クリヤー
タイヤを接着するならPPのホイールも接着できるものを選ぶと失敗が少ないと思います。
接着の時にタイヤがズレないように固定する治具です
→ セイCHAN 22M07 タイヤ接着ツール 小径ローハイト・中径用
ブレーキスポンジを貼る
ブレーキスポンジはそのままプレートに貼ると剥がして貼り直すと伸びてしまったり剥がれやすくもなります。１mmブレーキは切れて剥がすもの大変ですので、市販の強力な両面テープを貼ることで使いやすくなります。
ニトムズ ハンディカット多用途強力両面テープ 10mm
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